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セガンティーニ美術館は、人生最後の5年間をエンガディン地方で過ごした偉大な芸術家を称えるために、記念すべき場の公開文化財として1908年に建てられました。堂々とした丸天井の円形ドーム建築は、セガンティーニが1900年パリ万国博覧会に計画したエンガディン・パノラマ画のために構想したパビリオンに倣っています。当館は1998年から1999年にかけて、大掛かりな改修・拡充工事が行われました。

荘厳なアルプス三部作《生・自然・死》(別名《生成・存在・消滅》)は、セガンティーニが19世紀末に実現した当時最後の意味深い象徴的な絵画のひとつと言えます。そこには、自然と美しく調和した人間の現実的存在が見事に描かれています。1897年からセガンティーニが計画した1900年パリ万博のための巨大なアルプス・パノラマ画は、画家自身の構想したパビリオンの周面に展示することになっていました。ところがその企画は、見積額が予算を大きく上回ったために挫折してしまったのです。結局、セガンティーニは1896年に制作を始めていた《生》と《死》の2点に中央画の《自然》を新たに加えて、この3点を三部作に統一しました。

「セガンティーニの道」には、ジョヴァンニ・セガンティーニとその作品に関する興味深い解説パネルが、6ヶ所に亘って設けられています。この道はソルダネッラ・ホテルを起点に、セガンティーニ美術館の上を通り越して、スブレッタ地区手前のゾムプラツ通りまで続きます。

Giovanni Segantini (1858–1899)

ジョヴァンニ・セガンティーニは、1858年1月15日にアルコ(イタリアのトレント州)で生まれました。ミラノでブレラ美術大学に通い、1880年にはミラノに最初のアトリエを構えました。1881年秋、ルイジア・ブガッティ(愛称ビーチェ)を伴って、ミラノの北部に位置するブリアンツァ地方に引っ越しました。

1886年、スイスのグラウビュンデン州オーバーハルプシュタイン地方の農村サヴォニンに住居を定めました。1894年8月にセガンティーニと家族はエンガディン地方のマロヤに移り住み、1896年から冬季はブレガリア地方のソーリオで過ごしました。1899年9月28日、ポントレジーナの上部にそびえる山腹シャーフベルクで41歳の時に急逝しました。 スイスの山岳地域で画家は、すみずみまで観察した自然に象徴的な内容を交えて、アルプスの風景に強く光輝く寓意的絵画ヴィジョンを織り込むことに成功したのです。こうして、セガンティーニは象徴主義を代表する画家と見なされています。

セガンティーニ美術館にはその所蔵作品の他に、オット・フィッシュバッハー=ジョヴァンニ・セガンティーニ財団の油彩画9点と素描画3点から成る貴重なコレクションが寄託されています。これらの優れた作品を迎え入れたことにより、世界で最も充実したセガンティーニの作品群がサンモリッツで精彩を放っています。その一連の傑作には、イタリアで制作した初期の作品が《十字架に接吻》と《朝の礼拝》から世界的に有名な《湖を渡るアヴェ・マリア》まで及びます。特に、6点の油彩画はサヴォニン時代を最もよく代表しています。

団体を対象にした美術トークや、教師・生徒・大人を対象にした教育プログラムは、事前申し込みにより開館時間外でも行っています。

  • 開館日:6月1日~10月20日、12月1日~翌年4月30日
  • 開館時間:午前10時~12時、午後3時~6時
  • 休館日:毎週月曜日、1月1日、復活祭前の金曜日、復活祭の日曜日、精霊降臨祭の日曜日